○水質汚濁に係る環境基準について
(昭和46.12.28 環告59号)
                                                             最新改正 平成15.11.5環告123号
別表2 生活環境の保全に関する環境基準
 
    
 2 海域

  

項目類型 利用目的の適 応 性 基         準         値
水素イオン濃度 化学的酸素要求量 溶存酸素量 大腸菌群数 n−ヘキサン抽出物質(油分等)
(pH) (COD) (DO)
水 産 1 級  水      浴 自然環境保全及びB以下の欄に掲げるもの 7.8以上8.3以下 2mg/l以下 7.5mg/l以上 1,000MPN/100ml以下 検出されないこと
水 産 2 級  工業用水及びCの欄に掲げるもの 7.8以上8.3以下 3mg/l以下 5mg/l以上 検出されないこと
環 境 保 全 7.0以上8.3以下 8mg/l以下 2mg/l以上
  測 定 方 法 JIS K0102 12.1
  ガラス電極法
ガラス電極を用いる水質自動監視測定装置によりこれと同程度の計測結果の得られる方法
JIS K0102 17
  滴定法

ただし、B類型の工業用水及び水産2級のうちノリ養殖の利水点における測定方法はアルカリ性法
JIS K0102 32
  ウインクラーアジ化ナトリウム変法
ミラー法
隔膜電極法
隔膜電極を用いる水質自動監視測定装置によりこれと同程度の計測結果の得られる方法
最確数による定量法 環告第59号付表10
備 考
   1 水産1級のうち、生食用原料カキの養殖の利水点については、大腸菌群数70MPN/100ml以下とする。
   2 アルカリ性法とは、次のものをいう。
      試料50mlを正確に三角フラスコにとり、水酸化ナトリウム溶液(10w/v%)1mlを加え、次に過マンガン酸カリウム(2mmol/l)
     10mlを正確に加えたのち、沸騰した水浴中に正確に20分放置する。その後よう化カリウム溶液(10w/v%)1mlとアジ化ナト
     リウム溶液(4w/v%)1滴を加え、冷却後、硫酸(2+1)0.5mlを加えてよう素を遊離させて、それを力価の判明しているチオ
     硫酸ナトリウム溶液(10mmol/l)ででんぷん溶液を指示薬として滴定する。同時に試料の代わりに蒸留水を用い、同様に処理
     した空試験値を求め、次式によりCOD値を計算する。
      COD(O2mg/l)=0.08×[(b)−(a)]×fNa2S2O3×1000/50
(a) : チオ硫酸ナトリウム溶液(10mmol/l)の滴定値 (ml)
(b) : 蒸留水について行った空試験値 (ml)
fNa2S2O3 : チオ硫酸ナトリウム溶液(10mmol/l)の力価
(注) 1 自然環境保全:自然探勝等の環境保全
2 水 産 1 級:マダイ、ブリ、ワカメ等の水産生物用及び水産2級の水産生物用
    〃  2 級:ボラ、ノリ等の水産生物用
    〃  3 級:コイ、フナ等、β−中腐水性水域の水産生物用
3 環 境 保 全:国民の日常生活(沿岸の遊歩等を含む。)において不快感を生じない限度
   イ
  項目類型 利用目的の適応性 基       準       値
全   窒   素 全           燐
T 自然環境保全及びU以下の欄に掲げるもの(水産2種及び3種を除く。) 0.2mg/l以下 0.02mg/l以下
U 水   産   1   種
水浴及びV以下の欄に掲げるもの(水産2種及び3種を除く。)
0.3mg/l以下 0.03mg/l以下
V 水産2種及びWの欄に掲げるもの(水産3種を除く。) 0.6mg/l以下 0.05mg/l以下
W 水産3種
工業用水
生物生息環境保全
1mg/l以下 0.09mg/l以下
測   定   方   法 JIS K0102 45.4 
 銅・カドミウムカラム還元法

JIS K0102 46.3
  ペルオキソ二硫酸カリウム分解法
  硝酸−過塩素酸分解法
  硝酸−硫酸分解法
 備  考
 1 基準値は年間平均値とする。
 2 水域類型の指定は、海洋植物プランクトンの著しい増殖を生ずるおそれがある海域について行うものとする。
(注) 1 自然環境保全:自然探勝等の環境保全
2 水 産 1 級:底生魚介類を含め多様な水産生物がバランス良く、かつ、安定して漁獲される
    〃  2 級:一部の底生魚介類を除き、魚類を中心とした水産生物が多獲される
    〃  3 級:汚濁に強い特定の水産生物が主に漁獲される
3 生物生息環境保全:年間を通して底生生物が生息できる限度
   ウ
  項 目   類 型 水生生物の生息状況の適応性 基    準    値
全    亜    鉛
生物A 水生生物の生息する水域 0.02mg/l以下
生物特A 生物Aの水域のうち、水生生物の産卵場(繁殖場)又は幼稚仔の生育場として特に保全が必要な水域 0.01mg/l以下
     測  定  方  法 JIS K0102 53
  フレーム原子吸光法
  電気加熱原子吸光法
  ICP発光分析法
  ICP質量分析法
 *準備操作については環告第59号付表9キレート樹脂を用いるイオン交換法によることもできる。
備 考
  1  基準値は、年間平均値とする。(湖沼、海域もこれに準ずる。)

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